フォーサース始めました αマウント化ですが・・2011/06/11 21:10

またまた、久しぶりの更新です。

古いレンズを大量に保有しているため、
マウント遊びの出来るフォーサーズ&マイクロフォーサーズが気になっていました。

まずはフォーサーズから、ボディ手振れが利用できるOLYMPUS E-510をキタムラにて購入しました。


しかし、フォーサーズのアダプターにα用が無いことに、気がついてしまいました。
大量に保有しているαレンズが利用できないのはつらい!!

ネットで情報を集めていると、E-5OOをFD化している方を発見!!   その手がありました。

FDレンズも、そこそこ在庫していますが、αの在庫数にはかないませんので、
αマウント化することで決定!!

☆FDはマイクロフォーサーズで遊ぶことにします。(LINUX G1も買っちゃいました)

ではα化開始
ネジを外してマウントをはずします。

まずは、マウントの研究から・・ ネジ穴は利用できそうです。

調査の結果、スペーサーを追加する方法で、取り付けられそうなことを確認できました。
このスペーサーは、以前の分解時の副産物であり、何の部品か?不明です。
厚さ、径がどんぴしゃなので採用しました。


オリジナルのマウントにα7000から外したマウントにあわせて穴を開けます。



スペーサーにも同じ位置に穴を開けて、挟みます。

オリジナルマウント
  +
スペーサー
  +
αマウント(α7000)
を合体


ネジ穴がかぶらないように、わざと左に傾けています。

フランジバックの差分だけ厚くしました。 約5.5mm

α 44.5mm
4/3 約39mm


無事に取り付けが完了しましたが、
ロック機能が無いため、レンズ落下防止の対策が必要です。
(暫定として、AFの穴にゴムを取り付けて、摩擦を利用しています)

左に少し傾いていることが、確認できます。

無事にαマウントのPENTAX E-510の完成です。
これで、約100本のα在庫レンズが利用できます。

無限も出ているようなので、明日雨が上がったら試写予定です。

CANON EF レンズに挑戦!!2011/05/08 08:35

またまた、久しぶりの更新となります。

自分ではEOSシリーズは、所有していないのですが、
息子に頼まれ、EOSシリーズのカビ取りに挑戦しました。

EF 28-105mm USM Ⅰ型後期タイプ?
カビが酷いけれど、テスト用本体(EOS750)と合計で、1850円!!でGET

まずは、動作に問題がないかを確認
SONIC MOTERは静かで良いですね!


まずは、前リングを外します。(マイナスドライバーにてこじって外しました)

前玉周辺のネジを外して、取り外します。(ピントが狂ってしまうので、元の位置を記憶しておきます。)
前玉にも、カビが繁殖しています。

取り外して、カビを清掃します。

次に、ズームリングのゴムを外して、ネジを取り外します。
MADE IN JAPANの文字が印字してあるリングも、ドライバーでこじって取り外します。

中玉が見えてきました。


ストッパー?も取り外し
プラスチック製のヘリコイド?も外します。


カビの本体に到達しました。

これ以上の分解は、危険な香りがするため、
多少のカビには目をつぶって、できる範囲を清掃しました。


つぎは、後ろから攻めます。


マウントを外します。


慎重に、コネクターを外していきます。(フレキを切らないように注意)
USM系は、高価なコネクターを使用しているため、簡単です。
(安価な製品は、ここが半田付けになっています)


基板をはずします(。手振れですいません)

後玉も外して、清掃しました。


これで、バラバラになりました。

後は、逆に組み立てて完成です。
他社に比べて、非常に組み立てやすいと感じましたが、
良い子は真似をしないでください


無事、動作することを確認しました。
写りのテストは、正常なEOSを持っていないため、息子の結果を待ちたいと思います。


中判レンズ 流用!mamiya sekor c 210mm2011/03/06 18:39


昨日休日出勤帰りに、ハードオフをのぞいたら、
大きなマウントのレンズが目に留まりました。

MAMIYA SEKOR C 210mm F:4
カビだらけですが、糸っぽい感じのカビで、
レンズまでは影響がないと判断し、1050円にてお持ち帰りしました。

大きなマウントです。
裏側にもカビが繁殖しています。

まずは、後群を捻って外します。
分解して、カビキラーをプレゼントしたら、
綺麗に変身してくれました。

前玉も、銘板を捻ったらナント全体が外れました。!!


更に接着材を綺麗に除去し、アルコールを浸みこませたところ、
簡単に、分解する事が出来ました。

カビは綺麗に除去できたのですが、
虹色に変わってしまった、バルサム切れ?は、
修復が出来ませんでした。
APSフォーマットなら無問題?

更に、フランジバックが60mm以上であることを利用して、
アダプトールマウント化を実施しました。

・mamiya用マウントを除去
・ジャンクの70-150mmレンズからマウント部分をはぎ取り、不要な部分をカットして接着剤で固定しました。

同時に、絞り部分にバネを追加して、絞りこみ撮影が可能な加工もしました。

 絞りOKになりました。
 バルサム切れで、周囲が虹色に・・・
 カビは除去できました(写真に写っているのは、作業中の汚れです)

自作アダプトールα用マウントにて、装着完了
これで手持ちの、FD・AI・MD・PKのアダプトールマウントで、銀塩カメラでも利用できます。

レンズの30m表示地点にて、無限となりますが、
ピント範囲が広い為、撮影には影響はありません

作業完了で、暗くなってしまったので、
近所を撮影・・
カリカリのシャープな印象が・・・


日中の撮影が楽しみです。

TOKINA RMC 35-1052011/03/03 22:06

久しぶりのαレンズ化のアップです

またまた見つけた、おなじみのTOKINA RMCシリーズ
格安で、中々の描写を味わえます。

まずは完成図

元は、ニコンマウントだったものを、
容赦なく分解します。


ニコンマウントからの調整の為、
厚くする必要があります。
そこで、穴位置がニコンと同じPKマウントを加工して、
厚さ調整スペーサーとして、利用します。
無限が出る様に厚さを鑢で調整して、
取り付けます。ニコンとPKは穴位置がぴったり!!

更にαマウントと同じ位置に
穴をあけて、α純正ネジで取り付けます。

完成!! 


RMCシリーズ勢揃い!!

試写

MC-ROKKOR 55mm F1.7 絞り洗浄2011/02/27 21:09

先日より、銀塩カメラに興味が向いている為、
新しい玩具をまた手に入れました。
MINOLTA SRT SUPPER

カメラ側にも問題が有るのですが、
まずは同時購入のROKKOR 55mm f1.7レンズの絞り粘りの修理を実施
プレビューボタンを押しても、中々絞りが開いてくれません(写真は洗浄後)


まずは、銘板を100円ショップの椅子足にて外します。

簡単に外すことが出来ました。
見事に油が浮き出ています。

次は、後ろから攻めます。
銀色の部品を外します。
マウント部分を外します。

ここも簡単に外れました。

更に後群レンズをひねって外します。
後ろ側も油が浮き出ています。

前玉を、外します。
ここもユニットで外すことが出来ます。

非常に整備性の良い設計です。

レンズユニットも、捻るだけで外すことが出来ました。
後は、アルコールのお風呂に漬けて洗浄します。
綿棒の色をごらんください(グリス?が溶けた跡と思われます)

良く乾かしてから、
組み立ててれば、完成です。
非常に組み立て易いすぐれた設計です。
但し、真似をして、失敗しても責任は持てません・・・・
スパッと、絞りが開く様になりました。

TAMRON 200-400LD 75DM 分解!!2011/02/23 20:32

昨年、前橋にて購入したTAMRON 75DMですが、
元々カビが有る為、格安で購入したのですが、
前玉だけを清掃して、誤魔化していました。
しかし、最近カビの繁殖を発見してしまったため、
全体の清掃に取りかかる事にしました。

全ての内容を記載していません
決して真似をしない様にご注意願います。


以前の記事へ




1、まずは、前から攻めます・
  傷防止の為、前玉を外します。
  詳細は、以前の記事を参照してください

2、ピントリングをフリーにする


3、後ろから攻めます。
マウント関連を外します。


4、三脚座を外します。
  3本のネジを外します。

3、ケースとレンズ群とを切り離します。
  3本のネジを外します。



4、ズーム機構を取り出します。
  スライド機構・ストッパーを外します。
  レンズ固定用のローラーを4箇所×3個外します。


5、レンズを取り出して、清掃します


6、後は、順番に組み立てて完成です。
  絞り及びAF用のレバーに十分注意!!
  

TOKINA AT-X 304AF ニコイチ?!2010/12/13 20:01

随分前にヤフオクにて入手していたのですが、
使う機会がなく、放置していた個体
TOKINA AT-X304AF (100-300mm F4)

マウント部分に難有りの完全ジャンクとして購入しました。(3000円)

難な部分は、

・見ての通り、後ろ半分の色が違います。
 (旧AT-X の部品?が取り具けられています。)
・絞りがありません(解放F4のみ)
・三脚座がありません
・マウントがありません(穴位置より、PENTAXマウントだった模様)


同じAT-Xシリーズと比べても、後ろの梨地塗装が無いことがはっきりとします。


購入時にはマウントがない為、
PENTAXマウントと同じ穴位置のニコンマウントを加工して取り付けます。(厚さ調整の為)
更にニコンマウントにαマウント用の穴をあけます。


無事に、ニコンマウントに取り付けたαマウント
三脚座は、手持ちのTAMRON用を流用

無事に、αに取り付けが完了です。


早速試写ですが、
絞りがない為、開放のみとなりますので、
シャープさに欠けますが、元は高級レンズですので、
安価なレンズの開放とは、一味違った解像感が得られました。

この距離では、厳しい!

近距離なら、レンズの発色も良く、
クリスマスの飾りが、輝いています。


オオカミも綺麗に撮れています。
安物だと二線ボケになりやすい状況ですが、
綺麗にぼけています。


α700なら、1/8000秒がキレるので、
開放でも、問題はなさそうです。

TOKINA RMC 500mm F82010/12/12 15:58


東京の外れ地域の、某ハードオフにて、
TOKINA RMC 500mm F8
10000円の値札を書き換え中を待って、4000円にてGET!!
オークションより、安く入手出来ました。

既に、SIGMA600mm・ケンコー500mmのミラーを持っていますが、
個体の状態が良くなかったのか、満足な結果を出せていませんでした。

最後のチャレンジと心に誓って、この個体を入手しました。

まずは状態
少しカビが生えていますが、ミラー部の剥げなどは有りませんでした。


前玉に一部カビが繁殖中!

早速、レンズを固定しているリングを外します。
   除光液+ドライヤー熱にて、接着剤を軟化させます。

一撃だけをリングに与えて、回る事を確認し、ゆっくりとはずしました。

ミラーにも、曇り+汚れが有ったので、清掃しました。


マウントは、OM用でしたので、容赦なく取り外して、


ドリルで、αマウント用の穴をあけて、ネジ止めしました。

厚みを考えずに、手持ちのマウントを利用しましたが、
ミラーレンズは、ピント範囲が広いので、
問題なく、無限までピントが合います。

いつもの様に横浜港にて、試写(α700にて ISO800、全て手持ち撮影)

出向中の日本丸を試写
冬になり、空気が冷えている為か、非常にクリアに記録されています。

カモメさんもまずまず・・・

建物も綺麗に撮れています。

これなら、問題なく使えそうです。

ミラー独自のリングボケも、予定以上です。


やっと、満足のいくミラーレンズを入手することが出来ました。
野鳥の観察の季節に間に合いました。

Nikkor 24-50mm F3.3-4.52010/11/20 21:28


オートフォーカス及び自動絞り部分を故障の為、取りはすしてしまい、
完全手動カメラになっているα100用に24mmレンズが欲しくなり、
オークションで、一番安価なNIKKOR レンズを落札しました。


ネジ部分の塗装が剥げ、かなり使い込まれたレンズのようです。

いつもの様に、α化の為に、純正マウントを外します。

フレキ基板も容赦なくカットします。


ニコン純正マウントをカットして、ベースとして利用します。

α取り付け用の穴を4か所あけます。

使い古しのαマウントを再利用しました。
無限調整の為、厚さを修正します。


この個体は、既に分解されていたため、目盛が狂っている為、
銘版を外して、調整しました。


完成!!


いつもの様に、横浜港付近で、試写!





個体の不調?
このレンズの性能?

無限調整、ピント調整などの見直しが必要かな?!

MINOLTA MC 58mm F1.42010/11/05 22:42

多くの標準レンズをα化しましたが、
ご先祖様をわすれていた事に気が付き、
ROKKOR 58mm F1.4 レンズのα化を実施しました。

新宿駅前にて、1000円

まずは、マウントの分解から・・


ドライバー1本で、簡単にここまで分解が可能です

そのまま、余分な部品を外したαマウントを、当ててみると、
さすがご先祖様!、ネジ穴がぴったり合う場所がありました。

無限の調整(やすりで、厚さ調整)して、ネジ止めにて完了!!

文字位置が少し傾きますが、気にしなければ無問題

港が見える丘公園付近にて、試写
ボケ具合1

ボケ具合2

F2.8以上にて、キリっとした描写になります。

おまけ