SIGMA DL MACRO 70-300 APO化+全域マクロ化 ― 2010/10/30 21:34
先日落札した、αマウント10本セットの内の1本に、SIGMA DL MACRO 70-300mmが含まれていました。
レンズも綺麗な個体で、活用方法を検討した結果、同じSIGMA APO 70-300を保有している事に気がつきました。
ネットで調べた結果、この当時のAPOレンズは、前群のみに採用されているらしいとの情報を得られました。
つまり、前群を交換してしまえば、なんちゃってAPOレンズに変身するかも?ということで、実験してみました。
更に、300mmのみ対応しているマクロ機能を、全域対応に改造している情報も有られたので、
同時に改造を実施しました。
完成図
70mmなのにマクロ領域に設定できています。
レンズも綺麗な個体で、活用方法を検討した結果、同じSIGMA APO 70-300を保有している事に気がつきました。
ネットで調べた結果、この当時のAPOレンズは、前群のみに採用されているらしいとの情報を得られました。
つまり、前群を交換してしまえば、なんちゃってAPOレンズに変身するかも?ということで、実験してみました。
更に、300mmのみ対応しているマクロ機能を、全域対応に改造している情報も有られたので、
同時に改造を実施しました。
完成図
70mmなのにマクロ領域に設定できています。
まずは、マクロ改造
スイッチ部分を外します。
スイッチ部分を外します。
取り出した部品を一部改造します。
説明が難しいのですが、部品を外してしまうと、レンズが無限に回って外れてしまいますので、
回転の制限を残しつつ、上の写真のレーバー部品が動かない様に改造します。
説明が難しいのですが、部品を外してしまうと、レンズが無限に回って外れてしまいますので、
回転の制限を残しつつ、上の写真のレーバー部品が動かない様に改造します。
次にAPO化用のドナーから、前群を外します。
レンズ自体は同じ大きさ屈折率なのですが、固定方法が年代によって異なるようです。
レンズを固定している部品が大きく異なるため、そのままでは固定できません
そこで、ジャンク部品からアルミのスペーサーになる部品を流用加工して、
予め取り付けて、落下を防止します。
そして、ピントが合うことを確認してから、エポキシ接着剤で固定しました。
フィルターネジが無くなってしまうため、同時にフィルターも接着しました。2度と清掃はできません(笑)
マクロ試写 210mm F5 1/15S
マクロ試写 150mm F8 1/320S
マクロ試写 75mm F9 1/200S
APO効果
枝など、色収差等が、発生しやすい状況ですが、
効果がある模様です。
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