schneider Retuna-xenar 50mm 2.82013/03/02 20:29

久しぶりの更新です。
オークションにて、KODAK製Retina用レンズを見つけて、
単純に外観に惚れて購入しました。 2000円!!

デッケルマウントという、かなり特殊なマウントでしたが、
何とかなるさ!と楽観に「プチッと」いってしまいました。

西ドイツ製の約50年前?に作られたと思われるレンズです。
予想以上に綺麗なレンズで安心しました。

デッケルマウントのアダプターは、レンズの数倍もする高価なものばかりなので、
やはり自作する事となりました。

近くのジャンク部品を:集めて、確認したところ、
PKマウントが、口径が同じでいい感じで収まりました。
但しこのレンズは、絞り枠が無い(絞りはあり)ので
何とか絞りを動かす工夫が必要です。
PKマウントに嵌めると、回転させる事で絞りが動く事を発見!!

そこでレンズが自由に回転するように、アルミ板で爪を作って、
裏から接着することで、固定しつつ、絞りが調整できる様になりました。

PKマウントテレコン+ニコンマウント+58mmフィルターにて無限でました。
フランジバックは、実測で50mmとなり、資料と同じ値になったので、okとしました。

アルミの板(幅10mm×6枚)にてオリジナルマウントの爪に引っ掛けて固定
一部が見えています。
最後に、αマウント部品で、反射を防止!!

絞りは、3時の位置のネジを緩めてレンズ全体を回転することで、
変化します。


試写:
いつものように、みなとみらいに散歩にいってきました。


古いレンズですので、コントラストは低いですが、
解像度はかなり良いです!
赤レンガ倉庫
タワー
山下公園から

横浜市内

デザインもシルバーでおしゃれですし、
写りも予想以上に良く満足です。
良い買い物をしました。